避難者通信34号 vol.2 *そもそも論 国は加害者の目線を止めてください!*
そもそも論 国は加害者の目線を止めてください!*(いつも訴えていること) 放射能は、本来、放射能管理区域から外には出してはならないものなのです。今までの法の精神から言えばあってはならないことを国と東電は仕出かしたのです。 ですから、放射線量の多寡に関係なく、避難して当たり前なのです。 国と東電は避難者支え、避難生活を保証するのが当たり前です。 「原子力緊急事態宣言」や「放射性物質汚染対処特措法」はそれまで国が住民に対して約束していた環境や健康を守るための法律の一切を乱暴に無視しています。 加害者(国と東電)が加害者の都合に合わせて住民に被害を受忍するように強制しているのです。その基盤には国際放射線防護委員会の加害者目線の「防護3原則」などがあります。 その強制枠(暴力装置)が緊急事態宣言や特別措置なのです。 加害者目線で組まれた体制が日本の現在をなしています。 日本が民主主義の立憲制の国家であるならば、根本的に「民を守る」「人権を守る」体制に変換すべきです。 生業の裁判のことだけでなく、「復興」のために「帰還」を強制されようとしていることの理不尽さを、その原点から確認していきましょう。 理不尽な体制を認めないで、あるべき姿を要求することこそが「ぬちどぅ宝」人格の誇り、生きている主権者の誇りに繋がります。 矢ヶ崎克馬