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避難者通信34号 vol.3 *軍事力主義では平和は守れない*

集団的自衛権は憲法違反であることを承知の上で安倍政権は「合憲である」と閣議決定しました。安保法制と共謀罪方が国会で決められました。 軍事主義では絶対に平和を守れません。 平和は憲法の精神で達成するものです。 核兵器禁止条約も圧倒的多数の国連参加国の平和をも守ろうとする誠意により採択されました。会議をボイコットした被爆国安倍内閣日本の卑屈で恥ずかしい姿が浮き彫りにされました。 ミサイルの脅しによって自らの主張を押し通そうとする北朝鮮は、平和を希求すべき国家にとってあるまじきものです。 日本の本当の役割はアメリカと共に「軍事的」敵対を深め、逆に国民に危険を導入するのではなく、軍事的対決を回避させるために外交により交渉の道につかせる役割を果たすことです。平和憲法の道です。 「北朝鮮がアメリカを攻撃した場合「集団的自衛権」でミサイルを打ち落とす」などという発想は金輪際すべきではありません。このようなことはまさに日本を具体的な戦争に巻き込むものです。 事実は技術的理由により迎撃することは不可能であると言われています(大陸間弾道弾の速度:7km/s、迎撃システムSM3は速度3㎞/s、その他)。 安倍首相は「国民を守る」と言っておりますが、不可能な方法で 守る考え方が180度違うのではないですか?逆に戦争体制に国民を従わせる好機ととらえていれば重大事です。 日本人が誇りを持てないでいる状態は ①日本が主権を放棄してアメリカ戦略に卑屈な国に成り下がっていること、 ②武力で平和が維持できるなどと憲法を無視して戦争のできる国にしようとする政府があること、 ③安倍一族が政治を私物化してその横暴がまかり通ろうとしていること、 が根本にある基盤です。 矢ヶ崎克馬

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