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避難者通信 38号 vol.1

避難者のみなさん   お元気ですか。 政治私物化。国民不在の解散に加えて、安保法制と憲法改悪を基本に置く「希望」への民進党の恥も外聞も、大義も気骨もない崩れこみ。 希望の党は政治路線としては安部政治の補完勢力そのものです。 民進党の解党が、 *立憲主義の回復と安保法制廃止のための「市民連合と野党の共闘」が、まさに38年ぶりの共闘として、選挙の真の争点と受け皿を作る力強さを国民に大きく訴えようとするときに、この醜聞が生じました。* 民進党の瓦解は、まさに国の政治の基本が政治の表面で争点になろうとする流れ:すなわち市民と野党の共闘、を押しとどめる方向でなされました。 「戦争をする国」造りの勢力に「安保法制に賛成し、憲法改正に賛成する者」だけと」いう踏み絵をゆるし合流するというのです。希望の党への合流で憲法改悪を成就させようというものです。 みなさん、今は政治の軸足が「国民主権」から「国家権力とそれを支える巨大資本」に転換されようとしているのです。これを阻止するのが主権者の立場です。安倍とその補完勢力が本質的に戦争をする国造りで一致しながら、見かけは安部対小池の権力闘争として描こうとするマスコミの堕落はいまさら嘆きようもありません。国民が見かけの権力闘争にどちらを「応援しようかな」などと本質が読めなかったら、ほんとに日本は醜悪な歴史を繰り返すことになります。 今回の選挙は権力闘争を「改革」などと主権不在の他人事に思っていたり、「どっちに決まっても同じさ、投票なんてしたくない」と思っているうちに主権在民がひっくり返されている世の中になります。 否、放射能被ばく問題ではとっくからそうなっているのですから。 避難者はこの軸足の転換が特に、つらいものに映ります。なぜなら安倍も、安倍補完勢力もともに、事実に基づく対策を遂行する人権感覚も誠実さもないものですから。 主権者よ、自らの目で事実を読み解き、自ら判断して、自ら行動できるようにいたしましょう。 「希望の党」は脱原発を標榜するようですが、誠ではありません。票だけが目当てです。今まで核武装必要を基本に置いていた日本会議の小池さんが核武装から遠ざかる「脱原発」を本気で考えるはずがありません。騙されて票だけ入れてはなりません。裏切られる舞台操作が進んでいるのです。 脱原発は小泉元首相の入知恵だそうですが、小泉さんは「自民党をぶっ潰す」とうそぶいて新自由主義を取り入れた人です。小泉さんが首相になった時から日本の労働者の平均年収は 50万円少なくなっています。なんと巨大な購買力の喪失!!!明治時代の女工哀史よりもっとひどい労働状態! こんな人になぜ人気がいまだにあるのか?日本住民としてどう思いますか? 騙されてはいけません。主権者が本質を見抜く賢さが必要です。それなくしてはポピュリズム、ファシズムの餌食でしょう。今が危機なのです。 今、政治の表面舞台で進められている政治劇が見苦しくとも、マスコミが真の大事なことを伝えなくとも、主権者である国民がまさに主権者としてその基本を守る意識をはっきり持ち、立憲主義の基本を守ることさえしっかりしていれば、日本の将来はまだ安心できます。 許されざる核兵器開発を進める北朝鮮問題も安倍首相は国連で「今は対話の時ではない、圧力を」と叫びましたが、とんでもないことです。トランプの尻馬に乗って挑発する対決しかできない安倍首相は退陣しかありません。憲法九条の精神が必要です。 日本在住者よ、賢くなろう。 *戦争を進める国の「戦争を進める従順な民」にはならないでおこう!* その意味で、原発事故後の放射能公害の問題は深刻です。実害が進んでいるにも拘わらず、政府筋マスコミの大キャンペーンにより事実が抑え込まれています。日本住民も実に従順です。 でも主権、人権を主張したたたかいが避難者の中でも根強く続いています。 そんな背景の中で、東電事故以来の現実を拾い出してみました。 嘘で何重にも塗り固められた現実です。 ぬちどぅ宝、安倍政治を補完する茶番劇にはだまされないぞ。頑張りましょう。 矢ヶ崎克馬 ******* つなごう命の会 ~命どぅ宝~ 放射能公害被災者に人権の光を! ◆ブログ http://okinawahinansha.wixsite.com/houshanou-kougai/blog ◆ホームページ http://okinawahinansha.wixsite.com/houshanou-kougai ◆YouTube「矢ヶ崎克馬チャンネル」 https://www.youtube.com/playlist?list=PL2HHS2l9EcV32AuCpV9lZWdhFLPwE3kKT

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