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94通信 原発事故10年を振り返る 20210227

皆々様 お元気でいらっしゃいますか?

皆々様がお元気でい続けることを心から祈っています。

今回のご連絡テーマは、

(1) つなごう命の会「学習会」の報告

(2) 避難者健診支援

です。

よろしくお願いいたします。矢ヶ﨑克馬

(1) つなごう命会学習会

今回から数回に渡って福島原発事故10周年に付いて諸側面から概括いたします。

今回(2/20)は地震と事故についての全体的把握と健康被害が対象でした。

内容については添付ファイルをご覧ください。

PDF版

パワポ版


健康被害に付いての書き出しをご紹介します。


厚労省人口動態調査から データ整理

私はべそをかきながらグラフ化した


① 死亡や疾病の2011年以降の増加が有った。その原因については

放射能(特に内部被曝)が原因だとは特定されていない 

 しかし 時間的相関が有る


放射能被曝が原因の可能性は否定できない(科学的に否定されない限り)


今の今、日本市民が放射能被曝している事態は否定できない


④放射線被害の可能性⇒今日本市民の命を守らなくっちゃ!


⑤一刻も早く被曝被害の可能性を皆に知らせなくては  ⇒汚染食物は避けてください!


⑥科学的に放射能との因果関係が確認できるまで待つわけにはいかない 

 日本市民の命が掛かっている


⑦「食べて応援」を否定する ⇒地域的に生産物を選択する ⇒差別ではないか!


⑧汚染地に在住する方の暮らしは守れるのか?

生産者の「敵」になる可能性 ⇔ 私は「トンデモ先生」と言われ続ける


⑨⇒生産者も消費者も共に生きられる本質的支援をする必要が有る

⇒ではどうしたらよいのか⇔被害者同士⇔主権者としての基本土台を


放射能被曝者は亡くなってから初めて気付かれるのか?

否、現場では放射能被曝を口にすることすらできない

⇒こんな悲しい「先進国」があるのか!

(2)避難者健診をご支援ください。

沖縄医療生協「ふるさと班」とつなごう命の会では、

医療生協さん、民医連さんの心温まるご支援により「避難者健診」を行っていただいています。

福島県と福島県以外のどこからの避難者さんでも原発事故避難者であれば受診できます。

医療現場はコロナ対応で大変な状況です。昨年度の検診は「延期」させていただきました。しかし、避難者の健康状態は「10周年立ったからもう応安定している」どころか新たな心配も生じております。新たな避難者さんも迎えております。

この様な状況を抱えて、避難者健診が続けて行かれますように、実施費用の一部として資金を集めようと思います。

どうかよろしくご支援ください。

呼びかけ文は以下の通りです。

3・11東日本大震災から10周年

避難者検診支援セットの普及にご協力をお願いします

(趣旨)私たち「つなごう命の会」は、原発事故から沖縄に避難した方の生活・医療等の支援をする任意団体です。今までに、沖縄県や医療生協グループさんに支援を働きかけたり、避難者さんの相談相手となったり、保養、在宅保養、避難者検診など、サポートを続けてきました。また、矢ヶ﨑克馬氏を中心に放射能関 係の学習会を定期的に行ってもいます。

東日本大震災に伴う原発事故から10年を機に、避難者検診の継続に向け資金を集めたく思います。

矢ヶ﨑氏の論文集と避難者アンケートをまとめた避難者検診支援セット(4000円カンパ込)を広く皆様に頒布し売り上げを支援金としたいと思います。

これまでも沖縄医療生協グループさんのご協力をいただき、原発事故により全国から沖縄県へ避難してきた方の甲状腺等の検診を支援して来ましたが、新型コロナの問題で医療生協さんの過重負担もあり、昨年は残念ながら中止しました。

10年の節目ですが、「原発事故は終わった」というキャンペーンが強まっています。 しかし、健康被害が長期化あるいは深刻化している方々が多数います。 健康支援等を通じて今なおひどくなる放射能被害の表面化があり、それに対応して、支援を継続するのは重要だと思います。

避難者からは、支援が打ち切られ、あるいは支援の全く無い自主避難の方も、苦しい生活ではあっても子どもの命を守るため、甲状腺、他の検診を継続して受信したいという声が多くあります。

この声に応えコロナ禍と「原発事故終焉」のキャンペーンが強化される中で、現場の実態に基づいて支援を行いたいと思います。このカンパで、医療生協さんへの支援もでき、遠方から参加する方への交通費支援等もできます。資金集めにご協力ください。

(実施要領) 避難者検診支援セット内容[1セット4000円]

原発事故避難者アンケート報告集Ⅰ&Ⅱ

 ※つなごう命の会で沖縄への避難者を対象に行ったアンケートをまとめました。

  被爆状況から避難生活のこと、避難者検診の事など、切実な声をお聞きください。

矢ヶ﨑論文 ヒバクと健康LETEER 3冊

 №25 福島原発事故の実相 事故9周年を前に2020/3/11

 №35 内部被曝認め、原告是認を被爆者に認定 2020/7/29

 №39 ICRPが新勧告理念・政策は憲法違反 2020/12/31

+α 矢ヶ﨑氏の倉庫から出てきた論考を先着順にお付けします(内容はお楽しみ!)

申込方法 メールをください メール送付先  tngoinc@outlook.jp

 メールにお書きいただく項目:

①送付先氏名(団体名)②郵便番号③住所④連絡先電話番号

送付方法・支払方法

 お申込みメール受取り確認後、上記のセットを郵便振替用紙を添えてお送りします。

到着後、代金をお振り込みください。送料は当会で負担します。振替手数料はご負担下さい。

数少ないボランティアスタッフが月2回程度の作業を行います、到着までお時間をいただく場合があります。発送状況などはこちらでメールを通じて発信します。

つなごう命の会ツィッターアカウント @tngoinc

募金目標:避難者検診支援実費カンパ  40万円  

(実施費用カンパ 30万円、遠隔地交通費支援(沖縄島北部。島嶼部など)10万円)

※避難者検診の実施時期は新型コロナの感染状況を勘案し、時期がずれる場合があります。

つなごう命の会

〒903-0116 沖縄県中頭郡西原町幸地586−8

080-3187-5551




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